55番といえばヤンキース松井選手の背番号ですが、文房具の世界にはこんな55番がありました。トンボ鉛筆が昔作っていた「MONOTECH」シリーズのはさみです。硬度55度、高性能ハイカーボンステンレス、テープが付きにくいテフロン加工、内側が何かうねうねしたハンドルデザイン…値段も含めて何かとすごそうなはさみとなってます。
デザインコレクションなんて洒落たこと言わなくても、ディスプレイはトンボ鉛筆の得意技。パッケージのカッコ良さも見事です。実用性というよりも、ZOOM、OBJECTシリーズと並んで異彩を放ってたMONOTECH。その勇士がもう見られないとなると残念でなりません。現在、「MONO」を冠するMONOシリーズの派生版では「KODOMONO」が継続中ですが、きっとトンボ鉛筆さんは未来に向けてさらなるシリーズを検討中なのでしょう。MAKIMONOとかYASUMONOとかNOMIMONOとか…アイデアを提案しようにも、どうしてもお笑いしか思いつかないのが困ったところです。