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□ 超低電圧版すずみ河原の時間、41回目の更新です。

 こんばんは。すずみです。

 「suzumiya.press」は今回で41回目。足が痛くならない上靴を探してます。

時間のないサイト運営者リング

□ オート「CORK BARREL・POCKET」

 渋めの金属色が目に優しいコルク軸。500円(税抜)。

オート「CORK BARREL・POCKET」

 コルクはコルク樫という木の樹皮を加工したもので、凹凸があるので滑りにくく、弾力性があり、保湿性、吸湿性を持つ素材ということ。皮なんです。文房具ではコルクボード、喫茶店ではコースターで身近な素材なのですが、そんなコルク素材に渋めの金属色、T型ノックと、ありそうでなかったレトロなデザインを一気に詰め込んだシャープペンが今回の「CORK BARREL・POCKET」です。

軸、ロゴ

 「CORK BARREL・POCKET」に使われているコルクはどちらかというと全身ラバーの100円シャープペンと似たような感じで、コルクボードのように肉厚のコルクをふんだんに…と言うよりは軸の周りに薄いコルクシートをぺったり貼ったような雰囲気に近い質感です。コルクと言うにはやや物足りない触感ではありますが、それでもラバーグリップとは明らかに違う暖かさ。金属部分もレトロ感だけのものではなく、渋めの色で反射が抑えられてるので目に優しく、目立たないながらも好印象でした。

先端部クリップ分解

 軸上部はリングを反時計回りに回して外すとクリップが分離し、外せるようになってます。ラミー「scribble」でもおなじみの構造ですね。リング方式は手軽にクリップを外せて、ルックス的にも良好。さらに軸に傷が付きにくいと利点は多いはずなのですが、なかなか採用されていないのを見るとコスト的なところがあるのでしょうか。クリップを外してもコルクの凹凸のおかげでわずかながらも転がりにくく、意外と落ち着いてます。重さ約15g、重心はクリップを付けた状態でほぼ中心、外すとわずかに前寄りかなというところ。若干ノックが引っかかるもののT型キャップのおかげなのかノックは軽く、重量感、重心ともにほど良い感じ。金属チャックで固定パイプなので芯が短くなっても安定感があり、扱いやすいです。

キャップ外し

 コルク素材の難点は膨張、変形、変色、耐久性。木軸シャープペンがなじんでいく以上に変化が早く、1ヵ月も使い込むと水分を吸い込んで表面がしっとりしてくると同時に、使い込んだ卓球のラケットのように持つ部分が変色してくるのがわかると思います。そういった変化を「なじんでいく」と取るか「劣化」と取るかでもまた違うので、ある意味では人を選ぶシャープペンかもしれません。手元にある1本はおよそ9年使っても目立った変化は変色のみ。実用上の問題点は極めて少なく、個人的にはいろいろ使った中でもかなりの完成度を持った1本ではないかと思ってます。見た目が気になるという弱点をカバーするために、黒コルクバージョンなんていかがでしょう?

クリップ、キャップ

 コルクを使ったシャープペンとしては三菱鉛筆から「CORKFIT」、ぺんてるから「ERGoNoMiX 杉の香り入り」「ERGoNoMiX ひのきの香り入り」という製品が出てましたが、既製品に取って付けたようなコルクのミスマッチさ、オリジナリティ不足が支持されなかったのか、現在国内の筆記具ではオート1社のみがコルクでがんばってます。柔らかく、べた付きにくく、滑りにくく、環境にも優しい。筆記具には持ってこいの好素材を生かした製品がもう少しあってもいいのではないかと思うのですが、メーカーのみなさん、そのへんどうなんでしょう?

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□ おひっこし

黒い樹脂パイプのシャープペン

 4月始めに地元であり、5年間過ごした北海道函館市からぐ〜んと南。福島県郡山市に引越してきました。今のところはまだ見知らぬ土地、見知らぬ風景で毎日が観光気分。道に迷いながらも近場探検でいろいろなところをゆっくりと見て回るのが楽しいです。

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