肉厚な刃、重厚なハンドリング、そして決め打ちはゴールド。ダイエーでも買えるありがたいハイエンド、それがヘンケルス「SUPERFECTION Classic」なのです。500円くらいの低価格なはさみに慣れてる人がこれを使うと、使いやすさよりも先に感覚の違いが浮かぶことでしょう。
はさみの使いやすさを構成する要素は刃の切れ味以外にも、重さ、ハンドリング、刃の長さなどなどいろいろなものがあり、筆記具と同じく手の大きさ、持ち方、力の入れ方、その人が持つクセなどにも左右されるため「その人次第」というところが大きく、必ずしも高ければ使いやすいとは言い切れないのが現実です。他人にいくら聞いたところで、自分に合うはさみを本当の意味で探すことができるのは自分の手でしかありません。
ただ、いろんなはさみを使ってきて思うことは「やっぱり高いものは高い分だけ考えられてるよなぁ〜」ということです。結局、「SUPERFECTION Classic」は常用のはさみにはなれませんでしたが、常用はしなくても時々気持ち良く紙を切ってみたい時に、このはさみの出番があります。