日本の2000・第3弾。今度こそは使える定規です。
今回はおなじみM.MATSUKAZEさんではなく、M.KOBAYASHIさんのデザインになってます。残念ながらデザイナーさんの詳しい情報は見つけられませんでしたが、余裕のある予備寸法とくるっと丸めた四隅とこの時期の「LION 2000」シリーズの特徴でもある矢印デザインがきれいに混ざり合い、立てるところをビシッと立てたいつものデザインとはちょっと違ったどこか柔らかい魅力を感じます。計る道具、線を引く道具としての機能がびっしり組み込まれた方眼定規とは対称的に、重要なところは通してできる限りシンプルに。ふと家庭科の授業で使った竹尺を思い出してしまいました。数字が少なくなるだけでもこんなにも定規はすっきりするものなんですね。
方眼定規なら線や数字がうるさすぎる。でも、普通の直定規なら何か物足りない…そんな方にはもってこいではないかと思います。ああ、それなのにそれなのに、ライオンさん、こんないいのが製造中止だなんて惜しすぎますよ〜!