Top > おはなし > サクラクレパス「FOAM ERASER cacche」
ついに出ました。かっちぇ。
名前の通り「消えやすく・減りやすい」が特徴的な「FOAM ERASER」のノック式消しゴムバージョンです。お値段150円。だいぶ前に前振りがあったので「いつ発売するのかなぁ？」と、ドキドキものだったわけなのですが、その正体はデカイ、太い、四角いと三拍子そろったキワモノではありませんか。ライオン事務機の10mm「ER-10K」がコンパクトに見えるほど、デカイです。
ノックで太さ約7.5mm×10mmの消しゴムが繰り出される姿は圧巻そのもの。普通の消しゴムと変わらない太さがある軸なので、ノック式というよりは普通の消しゴム感覚として使えます。この太さで長辺と短辺の使い分けができるのもノック式消しゴムとしては新感覚。使いやすい形なるまで「消し込んで、丸くする」のも、また楽しいのかもしれませんね。
強く押し込むと消しゴムが引っ込むのがやや難なのですが、今のところはそれほど差し支えないかな？というところ。それよりも気になるのはやはり太さでして…従来のノック式消しゴム＋「FOAM ERASER」の感覚で買ってしまうとどんでん返しを食らう可能性が高いでしょう。ノック式消しゴムユーザーにとっては冒険度の高い「FOAM ERASER cacche」。それなのに「たいへんよくきえました」シリーズまであるということはサクラさんまさか…。
「新感覚も新感覚で、悪くない」ながらも、次回こそは「持ち歩けるコンパクトさ」を追求した「FOAM ERASER」を直球でおねがいしたいところです。ほら、隣の絵描きさんがじーっと見てますよ。