ここまでズームアップしても、ちょっと詳しい人ならシャープペンの名前が特定できてしまうのはこのモデルの個性の強さなのでしょう。ちょいとノイズまみれでホコリーな写真ですが、そのへんはご容赦を。m(_ _)m
回転繰り出し式消しゴムと水色ラインを抜きにして、ぽんぽんと丸い穴が開いたクリップだけ取り出してもそうそう簡単に見つかるものではありません。そんな独特のスタイルに、ソフトながらもベタベタしない肉厚ラバーグリップと重厚な口金、ぺんてるらしい柔らかい音で安定したノック感が付いて350円なんですから、これはもうお得としか言いようがないです。太軸が好きな人にとっては至福の1本。いいシャープペンです。最近乱発してる超合金戦隊みたいなイロモノ文具もぺんてるらしさと言ってしまえばそれまでですが、ぺんてるファンはこういうささやかな美しさとバランス感が融合されたぺんてるを待ち望んでるんですよね。
もし「Dimple 4」が出るなら、穴あきクリップはぜひ採用してほしいところです。