1本2役。がんばるあなたを応援します。
セーラー万年筆「POSTILA TWIN」。ボールペンに4色ボールペンがあるのと同じように、蛍光ペンにも2色ペンが存在しています。機能性とは裏腹に売り場ではなかなか脚光が当たらないもので、あまり知られていない存在なのですが、見た目からもわかるように、2本が1本になることで生まれる「かさばらない」「ペンケースのスペース節約」というメリットは見逃せないところです。
「あきらめて2色ボールペン」「仕方なく1色マーカー」そんな方にひとつ、いかがでしょう。
ペーパーメイト「ACCENT INSIGHT」。キャップ内側にはめ込まれたスプリングがいいアクセントになってます。直液式なのでインク量がわかりやすく見た目もキレイ。オシャレなロゴをさらに引き立ててます。発色はやや濃いめ。わかりやすさが持ち味です。
もう1つ直液式。パイロットの「Spotliter VW」です。パイロット得意の洗剤系ロゴとインクタンクの中まで響く斬新な曲線美。ピンクはやや紫がかった発色です。はがせないバーコードでせっかくの曲線美を損ねているのが残念でなりません。
ペン先に無理矢理2色詰め込んでしまったキバツなペンはレイメイ藤井「2COLORS MARKER」。持ち替えの必要がない分楽に使えます。安い中でも輪をかけて安っぽいデザインは見なかったことにしましょう。一般的な蛍光ペン(3〜4mm)やや幅広な5mmほどの線が引けます。
マーカーにこだわらないなら、一番手軽に手に入る2色ペンは三菱鉛筆「Colour Pencil 2667(朱藍)」のような気がします。蛍光ペンのリキッドベースならではの鮮やかな発色こそありませんが、ソリッドマーキングも味があって良いものです。短くして手帳に使っている方も時々見かけるロングセラー製品。これが意外とあなどれないのです。
2本を1本に、4本を2本に…ひとつジンクスがあるとすれば片方の色だけが勢い良く減ってしまうことでしょう。まさに赤だけなくなった赤青鉛筆現象です。4本ともインクの補充はできないことはないのですが、カートリッジ式のようにそう簡単にはいかないので仲良く使い切るよう心がけるのが賢いのかもしれません。
そうは言ってもなかなか難しいのが現実ですので…使い捨てるあきらめも必要かなぁ。