くるくると小回りが効く10cm、B5ノートの横幅を完全にカバーする18cmの魅力もさることながら、持ち運びはミディアムサイズの15cm定規をよく使っています。
ミドリの「CL定規」。縦2.1cmとスリムなので、小さいペンケースでも圧迫感がないのがいいところ。目盛の下1cmごとに空いている穴はマーキングだけではなく、シャープペンを2本使ってぐるっと回せば簡易的なコンパスに。見た目によらず機能派です。
ティー・シー・シーの「JUST-15」。目盛が予備寸法なしの0スタートなので、深さ、奥行きなどの測定が楽にできます。線が引きにくいとか、使い込んで角が丸くなってくると0が使えないとかは構造上仕方ないところ。ジャストサイズを楽しみましょう。
厚み約3mmの肉厚定規、マンモス「A-150」です。裏面の加工は滑り止めだけではなく、すりガラス状になり傷が目立たないという見た目上の良さも兼ね備えています。太くて見やすいポップ体の数字フォントも良さの1つ。目盛りが消えやすいのが残念かな。
ティー・シー・シー「0-102」。厚さ1mmの薄型タイプです。ペラペラの定規はデコピンマシーンとして使った人もいるのではないでしょうか?変則的な目盛りの配置、メカニックな赤ライン、数字フォントのサイバーさ…男子はこういうのが好きなんですよね。
クツワ「STAD」の15cm定規。厚さ3mmの肉厚タイプに方眼+滑り止めが付いてます。表面もざらざらした感触になっていて、軽い力でも滑らないのがいいところ。ポップなデザインと不透明な滑り止めは好みが分かれるところでしょう。
ダイソーの乳白色定規です。カッティングエッジとは言い難いほどに目立つ金属板がダイレクトにくっついてます。乳白色ということで透明度は下の文字がわずかに透けるくらい。目盛り部分がコンパクトにまとまっているのもスマートです。
15cmはペンケースへの収まりの良さと種類の多さが魅力ではないかと思っています。日常のラインワークにはもちろん、ペーパーナイフに、しおりに…線引き以外にもどうぞ。