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□ 理想科学工業「理想ペンツイン」

 年賀状の季節になるとこのペンのことを思い出します。

理想科学工業「理想ペンツイン<0.3/0.8>」

 チューブからインクを出して、スクリーンにべったり。フラッシュをばしっと光らせた後は、押して引いての大量生産。この一連の儀式を楽しむ前の作業、つまり下絵の作成に使うのが「理想ペン」。理想科学工業の看板製品「プリントゴッコ」のオプションアイテムの1つです。

ペン先・キャップ

 「理想ペン」その名前の壮大さと、普通のペンとは何かが違った見た目から、あのフラッシュに反応する特殊な粉でも入ってるのかなぁ?なんて子どもの頃は思っていたものですが、実際はコピックに最適化されたコピックマルチライナーと似た風合いの特殊用途で、プリントゴッコの原稿作りに最適化されたカーボンブラック入りで耐水性・耐光性ありという以外は特にどうってことのないミリペンだったりします。日常の筆記で使われる紙で使っても蒸発したり、爆発したり、有害な気体を発したりもしませんのでそこはご安心を。

ペン先

 1本で筆記幅0.3mmと0.8mm。両方ミリペンになっていて、ツインタイプのペンとしてはちょっと異色の組み合わせ。幅広い線幅をカバーしたい時の携帯用ミリペンとしても使うのもおもしろそうです。種類としては「0.3mm/0.8mm」の他に、「0.1mm/0.5mm」、サインペンタイプの「細/中」、「中/太」、細筆+太筆が付いた「筆」と豊富な5種類。黒ペンでここまであれば、あと欲しいのはカリグラフィー仕様の平芯くらいでしょう。

ペン先

 形自体は割と平凡ながらも、マットな黒地に白文字の今時めずらしいくらいのモノトーンで、余計なバーコードも見あたらない潔さがうれしいです。つり下げパッケージにはプリントゴッコカラーのイエローが全面に出ているため、プリントゴッココーナーの外にあっても割と見つけやすいと思います。1本300円で、普通のミリペンと比べると価格はやや高めなのと、インクも軸同様にくっきりとした黒さがないのが難点ですが、そのへんは1本にまとまってることを評価して…いかがでしょうか?

 軸には「RISO-OK」と明るくポジティブにふるまっておきながら、商品番号「げ-0343」。コクヨ風にひらがなにするのはいいとしても、何でよりによって「げ」を選んだのかが気になって夜も眠れません。素直に「ぺ」あたりにしておけばいいのに〜。

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