「ウォーリーをさがせ!」みたいなノリで見渡してみましょう。
そんなわけで、どこからともなく「活字」が登場しました。昔は本1冊作るにも、この小さいハンコのような鉛の活字1つ1つを上下左右に組み合わせて元版を作っていくアナログな行程が主流で、何千種類、何万種類もある活字を瞬く間に選んで組み合わせることができる魔法使いのような職人さんが何人も活躍していたそうです。活版印刷という言葉そのものは学校の授業で何となく耳にしたくらいの話だったのですが、金属製の活字がぎっしり詰まった現物はずっしり重く、歴史の重み、現場の重みが伝わってきます。活字職人…一度はやってみたい気持ちはあっても集中力を持続させるのが大変だろうなぁ〜。